朝食・昼食・夕食を6時間こどに食べる

食べ物には、体を冷やす「陰性」のものと、体を温める「陽性」のものとがあることが、
中国医学の長い歴史の中で経験によって分けられてきました。

しかし、大切なことは陰陽を食べ分けることよりも、朝・昼・夕に食べるリズムです。

というのは、食べたものは約6時間で小腸に達して消化吸収されていきますから、
たとえば朝7時に朝食をとるとしますと、午後1時に昼食、夕方7時に夕食をとるのが基本なのです。

なかなか基本どおりに食べられないときは、間隔を6時間+-1時間にしましょう。

もっとも気をつけたいのは夕食の時間で、睡眠の3時間前までに済ませてください。

夕食と睡眠の間を2時間または1時間にしますと、腸の消化活動に負担がかかり自律神経に負担がかかって、
熟睡ができなくなってしまうからです。

どんなことがあっても守ってほしいことは「必ず朝食は摂る」ことです。
水をコップ1杯飲んだあと、バナナ1本とパン一切れだけでもよいのです。
そして起床してから3時間以内に朝の太陽、雨の日は外の光を5分間、浴びてください。

朝食と光。
このことが1日の体調のリズムを決めます。
自律神経が地球のリズムと調和して体が温かくなり、やる気が出るのです。

 

 

         体を温める食物と体を冷やす食物

①寒い地方で産出された食物(そば・塩しゃけなど)や冬が旬のものは体を温める。
逆に南方に産するものや夏が旬のものは体を冷やす。

②色の黒っぽいものや色の濃いもの(黒豆・玄米・ひじき・赤みの肉と魚など)は体を温める。
逆に白っぽいものは体を冷やす。

③根菜類など地下でエネルギーを蓄えた食物は体を温める。

④水分が少なく硬い食物(チーズ・たくわん)は、水分が多くて柔らかいものより体を温める。

⑤塩、ナトリウムの多い食物は体を温める

⑥煮たり焼いたり熱を加えた料理は体を温める。

⑦もっとも体を温める食物は、自然薯、山椒、唐辛子、納豆、生姜紅茶。

⑧もっとも体を冷やす食物は、メロン、バナナ、ヨーグルト、野菜サラダ。

※参照:石原結實医学博士による

 

             食べ過ぎが冷えを生む

アルコールの飲みすぎが冷えにつながるように、食べ過ぎも体を冷やします。

食べ過ぎると、胃腸などの消化器官に血液が移動し、熱を生み出す筋肉の活動が鈍くなって、
しだいに体が冷えていくのです。

食べ過ぎたとたんに眠くなったり、疲れがどっと出たりするのは血液が全身に行き届かないからです。

ですから、冷えとりのためには、つねに「腹八分目」、いや「腹六分目」を心がけてください。

それくらい私たちは今、「飽食による冷えの危機」にさらされていると意識するようにしましょう。